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2007年4月末から販売された、光学5倍ズーム (35mmフィルム換算で38mm~190mm)、レンズの明るさは「F3.5(W)~F4.7(T)」の小型のムービーカメラです。小型で軽くポケットにも入る大きさです。ここでは、東京G8探偵事務所が調査で使用していた時の評価を記載しました。
発売された当時としては小型軽量で、まだ探偵が調査で使用するビデオとしてはデジタル式のテープ(ミニDV)が主流だった頃(最後の頃)です。どうしてもテープ(ミニDV)ビデオの欠点をカバーするサブとしてのカメラが必要でしたので、「Xacti DMX-CG65」は3代目(1代目はCyber-shot DSC-F77、2代目はDMX-CG6)としての購入でした。
SANYO「Xacti DMX-CG65」
このカメラのポイントは、メインのビデオが調査中に故障やトラブル(当時のはテープ式のミニDVで特に湿気に弱かった)を起こしても、何とか最低限の撮影は可能(慣れれば昼間はこれ一台でも十分OK)だったことです。
カメラモードだと普通の小型カメラ(モニターが可動式ーポイント)でしたが、ビデオモードだと画質は期待は出来ませんが求められる最低限の事は可能でした。
最大のポイントは、夜間に使用するための「ランプモード」という機能があり、これを使用すると、静止画だと通常は1600のISO感度が7200前後まで高感度になり東京都内や川崎や横浜近郊の商業地から住宅街での撮影ならなんとか合格ライン(但し手ぶれに慣れは必要)で、動画だと最低照度2ルクスの撮影が可能で(1/15秒で)、小型で振動や雨の日にも強いという事もあり、調査現場には必ずと言ってよい程持って行ってました。なお、性能的には2代目の「Xacti DMX-CG6」と変わりません。
このカメラを使わなくなったのは、調査で本格的にハイビジョン:ビデオ(本格的にミニDVテープからメモリースティクやSDカードの時代へ)を使用し始めたのと、カード型の防水デジカメ「SONY Cyber-shot TX5」を購入した為です。
調査で探偵がメインに使うのではなく、サブ機又は非常用としての使用には適していたという評価です。
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