OM-D E-M5

調査でデジタル一眼カメラを使用するならお勧めの一台です（この記事を書いている2013年7月時点では）。１０．７倍のズームレンズM.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm（ F4.0-5.6　35ミリ換算で、28-300mm相当－デジタルテレコンを使用すると600mmに）と 夜間用にM.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8」、（90mm相当－デジタルテレコンを使用すると180mmに）の中望遠レンズを用意すればベストです。

「OM-D E-M5」は、素行調査や浮気調査で超遠距離での撮影を除いた場合の実際に使用頻度の高いズーム域（150-500mm相当）をほぼカバーできます。一般の方がOM-D E-M5を使用する場合でも「14-150mm」のズームレンズが１本あれば普段使いから旅行まで非常に使い勝手がよいと思います。

1. 画質に関しては文句無し、マイクロフォーサーズでは最高水準
2. 高感度撮影（暗所性能）にも強く、オートで最高感度「ＩＳＯ２５６００」まで可能
3. 手振れ補正がよく効いている
4. 連写が使いやすい
5. オートフォーカスの速度も許容範囲
6. 大型のデジタル一眼カメラよりも軽い
7. 雨の日も安心の「世界ではじめて防塵防滴」仕様
8. 可動式液晶とアイレベル式電子ビューファインダーがあり便利

性能的には問題ないのですが、車で使用するなら良いが、徒歩尾行やバイク使用の場合にはコンパクトカメラやビデオと比べて大きさの点で使いづらい。

したがって結局、調査現場に持っていくメインの撮影機器はコンパクトカメラ（ＳＯＮＹ ＤＳＣ－ＴＸ３００ＶやＲＸ１００）とビデオ（ＧＺ－ＶＸ８９５やＨＤＲ－ＣＸ５２０Ｖ）になってしまうケースが多い。